2019年 バレエ治療院あんじゅ  講師活動

日本バレエワークアウト協会 インストラクター更新研修をおこないました 5月26日

5月26日、一般社団法人日本バレエワークアウト協会のインストラクター更新研修にて、解剖学講座を担当させていただきました。

毎年一回は、必ず研修をおこなう。この意味はとても大切です。

 

10年前と比べると、情報もアップデートされ、又健康情報も新しい情報が発信されています。エクササイズを担当される指導者の方々は、踊る動くだけでなく、人のカラダと向かっている訳です。子供や大人のカラダに関する今現在の情報をインプットしておくことは、ケガにならないクラス作りにはとても大切になってきます。

 

今回は、2012年から数えると8回目。毎回いろいろなテーマでおこなってきましたが、今年は『姿勢の解剖学』と題して、人の姿勢の移り変わりがどうなっていくか。年齢的な変遷、姿勢が変わることで起きるカラダへの負担、を具体的にお伝えしました。

 

一般的に、人の重心は真ん中にあるのが一番均衡がとれて、腰に負担がかからない状態ですが、現在はパソコンにスマートフォンなど人の頭が前に倒れやすい環境にさらされています。そのため、頭部が前に落ち肩が内側に入っている人をたくさん見かけます。いわゆるスマホ姿勢。スマホ姿勢が腰痛や肩こりの原因、といわれて久しい現在、重いランドセルなどによってジュニアの姿勢も崩れています。前にスライドする姿勢が続くと、腰には3倍の負担がかかってきます。

 

言葉で言えば簡単ですが、何故そういう負担がかかってくるのか?がポイント。実は、これもカラダの仕組みが関係しているのです。その部分を解剖学的に整理して、分かりやすくお伝えしました。

 

懇親会では、子供たちの姿勢から、高齢者クラスに参加されている方の反応まで、カラダのあれこれの話題がでました。ニューヨークスタイルバレエワークアウトは、ニューヨークシティバレエ団の芸術監督であるピーター・マーティンスがつくったダンスエクササイズで、バレエバーは使いませんが、プリエやタンジュ、パッセやソッテなどバレエのテクニックがふんだんに使われています。間には、腹筋や背筋を鍛える筋トレパートもあるので、自然にダンスで必要な筋トレもできます。

 

そしてなにより、音を使ってエクササイズをおこなうのです。これが一番人のカラダと心を動かすポイントだと感じます。

ご参加のインストラクターの皆様お疲れ様でした。これからも楽しいクラス作りを目指していただきたいです。

 

 

バー・アスティエ講師 研修会に参加しました 5月3日

バレエ解剖学、バレエ治療院あんじゅ
2019年研修会にて

ゴールデンウィークには、毎年バー・アスティエ協会によるアラン先生のバー・アスティエクラスがおこなわれます。そしてその後に、われわれ講師のための研修会がおこなわれています。

 

現在、アスティエ講師は100名を超え、各地でアスティエクラスが開講されています。バー・アスティエは、フロアバー、つまり床でおこなうバーエクササイズで、基本はプリエから始まります。基本のエクササイズを土台に様々なヴァリエーションがあり、エクササイズの域を超えて床でのダンスにもなるエクササイズなのです。

 

床で自由にカラダを動かすためにいろいろな注意点があるのです。たとえば、背中の位置や頭の位置、そして背骨の使い方など。講師取得コースでこれらのペタゴシー(教授法)を習得するのですが、研修会ではこれらの確認をおこなったり、模擬クラスをつくったり、さまざまなお題でおこなわれています。

 

今年は、床に寝ておこなうエクササイズをつくっていくことがテーマでした。以前には、立っておこなうエクササイズを考えるというお題もありましたよ。エクササイズの構成にもお約束があって、それに基づいておこなっているか、どこを注意するべきかなどの指定もあり、とても有意義な研修会でした。

 

毎回研修会では、アラン先生のクラスもあるのですが、今回、『かかと』の位置を修正してもらったのです。それがとてもツボにはまりました。かかとを持つ位置が少し違うだけで、股関節や脊柱のラインまで違いが出てきたのです。このような発見が研修会にはあるので、とてもためになります。研修会で復習したこと、確認したこと、つかんだこと、これらはすべて、ターンアウトアップバー・アスティエクラスに反映していきます。