2018年~17年 バレエ治療院あんじゅ 講師活動

出張講座 解剖学+フロアバレエ 千葉のお教室に伺いました

バレエの解剖学+フロアバレエの出張講座に行ってきました。

 今回お呼びいただいたのは、K先生のお教室。小、中、高校、大学生から大人の方まで参加してくれました。

 

この講座では最初、小学生でもイメージしやすいように解剖学用語は使わずカラダの仕組みとバレエの姿勢について、骨模型を使って解説していきます。

例えば、アラベスクの手を解剖学的にどう見ると先生がいつもおっしゃる『鼻の前に手』になるか、何故上手くいかないのか、など、自分のカラダを使ってもらいながら解説する部分も作っています。
というのも、先生の教えが上手く咀嚼できないのはそれぞれのボディイメージがクリアではないから、なんです。だから、自分自身のカラダで考えてみなくては、なのです。

 

カラダの仕組みとバレエの姿勢の関係性をつかんでもらってから、バレエの股関節、バレエの膝、つま先を伸ばす時にどこを使うのか?を解説していきます。

 

皆さんもここが一番気になる所なんですが、最初にこれから話してしまうと、結局パーツだけで動かすことになってしまう。それではカラダ全体を使って踊るバレエにはならないんですね。
大切なのは全体性。膝を伸ばしたいからとお膝のお皿を押して立つと結局膝は伸びないこと、脚を開きたいと足指に力を入れて踊っていると脚が太くなっていくこと、などもカラダの仕組みと合わせながら解説していきました。

 

その後、フロアバレエ・バー・アスティエの基礎エクササイズにトライ。
解剖学講座の部分で解説したボディイメージと姿勢を作るためのキーポイントを意識しながら踊ると脚の力が抜けていくことを少〜し実感してくれたようです。

 

力ではなくカラダ全体でアンドゥオールを作ると膝も伸びるし脚も軽くなってつま先も伸びる。
ボディイメージがクリアになってくる時は『あれ?エッ〜』と表情が変わる瞬間でもあります。
先生も生徒さんのボディイメージをクリアにしようと色々な言葉で教えていらっしゃるんですが、それがどうにも伝わっていないんじゃないか?な時、外からの視点を入れてみると、生徒さんも『そうだったのか?』を見つけやすくなります。

 

バレエの解剖学講座は、最近ではいろんな所で開かれていますが、講座だけだとどうしても頭の理解で終わりがちなんですね。聞いている解剖学が具体的に自分のカラダとどうつながっているのか?そこが大事なんです。
だからこそ、その後にフロアバレエにトライする意味があるのです。

 

バー・アスティエは床に座って寝てエクササイズをしますが、その源はクラシックバレエ。

カラダの仕組みとバレエのムーブメントがつながっていることを体感してもらえる、それがこの、出張講座『バレエの解剖学+フロアバレエ』です。

 

2018年は1月と2月4月と5月と2箇所のお教室に伺いました。

日本バレエワークアウト協会 インストラクター更新研修を担当しました 2018年5月

市川先生
本日は貴重な資料での講習をありがとうございました。とてもわかりやすかったです!今年もありがとうございました。 

 

5月20日は、日本バレエワークアウト協会のインストラクター更新研修でした。2013年からこの団体の研修を担当させていただいています。
このエクササイズは、ニューヨークシティバレエ団の芸術監督であり振付家でもあるピーター・マーティンスが土台を考案したものです。とてもいい内容のエクササイズなのに、インストラクターの更新や育成などのオーガナイズをバレエ団が続けないことになり、日本で唯一上級インストラクターの資格を取得していた稲垣領子史が引き継いで行っています。私も毎年、研修の後に行われるデモンストレーションクラスを受けているのですが、バレエと共通する点がたくさんあります。
 
バレエと同じように、フロアに立って行うワークアウト。ただ、バーは使わないのです。腕は、スゴンで支えたり、腰においてプリエやタンジュ、パッセを行います。バーが頼れないので、その分意識して上半身をキープしなくてはいけないのが逆に、体幹のトレーニングになります。
 
そして、基本エクササイズの後に、必ずフロアエクササイズがあります。これ、ほとんど筋トレなのですが、解剖学的に分析してみると、バレエで使う筋肉を意識した内容になっています。なので、シャンジュマンのような動きもやるのです。
 
その後が、コンビネーションという踊るパート。今回は、『眠りの森の美女』第3幕のオーロラのヴァリエーションがテーマ。若いインストラクターさんが、パッセ、ターン、グリッサードなどのステップを組み合わせて作っていきます。これは本当に楽しいパートナーで、このエクササイズのクラスを受ける方々がはまるのも納得です。
ピーター・マーティンスのすごいところは、プロのダンサーと一般の愛好家のカラダの違いをしっかり理解した上で、このプログラムを作っていること。これは、毎回受ける度に感じます。
例えば、足のポジションは、5番に深く入れず、3番で行う、膝を伸ばしての高いグランバットマンはやらないなど、初心者でもケガをせず、楽しんで踊れる、カラダを使える内容になっていて、さすがだと、いつも感じます。
 
今は、10年、20年前とは違い、沢山のダンス系エクササイズがありますが、音楽と共に、立って踊れる+体幹トレーニングの筋トレまで入っているエクササイズは数少ないと思います。
 
協会では、インストラクター養成も行っています。シニア世代も安全に楽しめるダンス系エクササイズに興味のある先生方は、こちらをご覧になってください。
 
一般社団法人日本バレエワークアウト協会概要
解剖学講師、フロアバレエ講師の活動、バレエ治療院あんじゅ
インストラクター更新研修にて

バー・アスティエ講師研修会に参加

バー・アスティエのクラスの様子
バー・アスティエのクラスの様子
11月25日日曜、新宿村にてフロアバレエ(Barre au sol)バー・アスティエ講師のための研修会がおこなわれました。毎年11月には、フランスからアラン先生が来日、バー・アスティエのクラスがおこなわれるのですが、それに併せて、講師の研修会もおこなわれています。
 
内容は毎回、アラン先生によるクラスレッスンと与えられた課題をおこなうアトリエとなっていて、今回は立った状態でできるアスティエクラスをグループで考えること、でした。
本来は、床に座って、寝ておこなうアスティエクラスなのですが、今あんじゅのクラスでは椅子に座って最初の呼吸と上半身のエクササイズをおこなっています。
 
そうか、立ってやるってのもありなんですよね。
どのグループも立つバージョンでも、最初は呼吸から始まり、上半身のエクササイズから脚のエクササイズへと通常のクラスと同じステップを経て作っていました。
私のいたグループでは、最後床に手をついたパンシェをいれてエンド、これはグッドアイディアでした。一度日曜日のクラスでもやってみたい組み合わせです。
 
アラン先生のクラスでは、顔の位置を細かく指定されたのがとても印象的でした。
と言うのも『先生の見本を見ているだけでは、生徒さんは自分でこの角度と思って顔をつける。けれどそれは往々にして違っていることが多い。なので、講師はこの時はどこを見るのか?その方向性や場所を的確に指示しなくてはいけない。』とのことでした。
 
これって、バレエのレッスンでも同じですよね。特に顔の位置は、私自身も直されることは少ない部分でした。しっかり頭部と肩(エポール)の位置を自覚したのは、アスティエで教授法を勉強してからと言ってもいいくらい頭の位置は見過ごされているように感じます。
 
ジュニアのトレーニングで診ていると頭の位置が右や左にずれている子が大変多いのですが、これは先生の指導によって充分変えていくことができます。
 
今回の講習会は、解剖学講座ターンアウト改善クラスに多いに役立つ内容でした。フル活用していきますよ~

2017年 一般社団法人日本バレエワークアウト協会 インストラクター更新研修

5月21日日曜日!
今年も日本バレエワークアウト協会の指導者更新研修を担当しました。
今回のテーマは、「バレエワークアウトの効果を人のライフサイクルから解剖する」でした。
 
ダンスやエクササイズする人口は増えていて、バレエ人口は40万人*1、ストリートダンス人口は600万人*2、と発表されています。
今の日本でバレエやダンスをしている人口、世代は広がっているんですね。
 
今回は、スライドで資料を用意して、人のカラダはどう変わっていくのか?を学んでいただきました。
沢山の世代がバレエ・ダンスを楽しんでいる。そのためには、何よりケガをしないこと、そのためには何が必要か、このようなことも解剖学では大切なことなのです。
 
 
 このバレエワークアウトは、ニューヨークシティバレエ団のピーター・マーティンスが開発したエクササイズ。
バーは使いませんが、プリエ・タンジュから始まるセンターワークの後に、腹筋、背筋などの筋トレも入っているので、カラダ全体が鍛えられます。
その後にはダンスパートもあります。今年は、私も参加させていただきました。
今回は、ドンキホーテのキトリとウエストサイドストーリーでした。
 
 
*1日本のバレエ教育に関する全国調査 2012
*2一般社団法人ストリートダンス協会情報
 
解剖学講師、フロアバレエ講師としての活動、バレエ治療院あんじゅ
インストラクター更新研修2017年の様子